11月11日「介護の日」にちなみ、なら介護の日では介護について理解と認識を深める活動・イベントを行っております。

2023 奈良介護大賞

特定非営利活動法人 東吉野まちづくりNPO (東吉野村)
 地域の課題に取り組む事が必要として生み出したNPO。地域の方へ聞き取り調査をし、課題解決に向けて活動。住み慣れた家や地域で暮らしていける視点を大事にしています。この村にとどまり続け最期まで自分らしく暮らせるよう、多機能ホームとして7軒の空き家を活用しています。医療や介護、ボランティアや地域の方々が一体となって生活を支えるネットワークを構築し、安心して老いることのできる村づくりを目指しています。あいの家という多機能ホームでは上記のような取り組みのほか、子供たちの遊び場なども設置し、多世代交流の場としても機能しています。

2023 あたたか介護賞

村井 大 さん (橿原市)
 小学2年生の男子。管理栄養士で健康運動指導士の母の出張料理教室の補助を2歳から始め、4歳から介護予防教室に参加するようになりました。食育講座では栄養についての講義の一部も担当。高齢者の特性や運動学・栄養学なども自分から聞き調べ、話し方の練習など努力しています。参加者一人一人への挨拶や、宿題を出し、自宅でも継続してもらえるよう工夫しています。夏休みなどの長期の休みのほか土日などで、年間10回以上活動しています。

ささえあい広場「こころ」 (大和郡山市)
 介護保険制度ではできないところを補う活動を実施しています。主に有償でのボランティアで、希望に添うことを第一に、内容に制限を設けず活動。第九のコンサートに付き添ったり、カラオケの送迎やプールのトレーニングの付添などもしています。現在6年目ですが、初年度の活動時間は24.5時間であったのに対し、令和3年度は400時間を超え、今後は600時間の活動を目指しています。

松 沙郁 さん (王寺町)
 介護福祉士資格を持つ美容師。祖母のアルツハイマー発症をきっかけに、介護業界へ転職。祖母の入所する施設で訪問美容を知り、療養型病院で勤務しながら訪問美容の委託スタッフとして活動しています。自宅へ訪問する際は、ケアマネージャーの方に利用者についてのヒアリングを実施し、終了後は報告連絡を欠かさずしています。施設訪問時はリラックスしていただけるような空間作りにも努めており、施設へは月に約10件、自宅へは月に約15件訪問しています。


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