11月11日「介護の日」にちなみ、なら介護の日では介護について理解と認識を深める活動・イベントを行っております。

2010 記念講演会

演題「ほっとけ心でアッパレ介護」
 
◆◆講師プロフィール◆◆

田辺鶴瑛(たなべかくえい)

講談師。

実体験(実母・義理母・義理父の介護)をもとに介護問題をテーマとした創作講談で人気の女流講談師。
子育てが一段落した90年に田辺一鶴に入門したという変わりダネ。95年3月二つ目に昇進し、「田辺鶴
英」の芸名をいただく。2003年10月3日真打昇進。2008年10月より「田辺鶴瑛」。

■職歴・経歴
1956年北海道函館市生まれ。
地元幼稚園、小、中、高校、札幌藤女子短大卒業。短大在学中の74年、母親が病に倒れ付き添い介護
をすることになる。短大は恩師の情けで卒業。78年1月母の死去で介護より解放後、虚脱感から横尾忠
則さんの本などの感化でインドへ。半年インド各地を放浪する。帰国後上京、絵画、陶芸、彫刻製作。グ
ループ展で現在の夫と知り合い結婚出産、子育て、夫の母の介護(87年3月入院、90年9月逝去)など家
事に専念。
90年突然髭のおじさん、田辺一鶴が夢に登場、幼少の頃のテレビの影響か?不思議に思っていたところ
新聞に「一鶴講談修羅場塾」とあり、何かの縁を尋ね初めて講談、修羅場を聴きこれぞ天職と入門。
同年11月師匠より田辺あか美と名付けられ見習いとなる。
91年5月前座。95年二つ目昇進、田辺鶴英(2008年10月より「田辺鶴瑛」)となる。
現在、義父の介護に奮闘中。迫力あふれる講演は、聴く者の心に響く。

■著書
『ふまじめ介護―涙と笑いの修羅場講談』(主婦と生活社)